(*´Д`)
いやいやいや・・・間あけすぎでしょ、私。がーん
|ω・) 生きてますよ~・・・ひっそり生息してますよ~・・・
さて、東京はすっかり曇天。
今年のお花見のタイミングは難しかったぁ。
いきなりぱぁぁぁああっと開きだしたかと思ったら、即、気温低下と雨でね。
ポカポカ陽気で、花を眺めながら・・・なんていうのにちょうどいい日は、
一日二日あったかな?くらいでした。
というわけで、たまたま墓参りで帰京していた夫くんと実家家族と、
ワンコを連れてお散歩がてら、恒例の川沿いへ。
花曇りでしたが、咲いている週末がそこしかなかったので、
それなりに賑わってましたが、みなさん、豚汁とか食べて暖を取っている感じ。
しかし、ここの桜は本当に見応えあるのに、穴場です。
早朝から場所取り・・・というほどでもなく、そこそこ屋台も出ていて。
地面に直はなければ、火を使ってもいいしね。(ガスコンロとか)
なにより、水辺の桜って不思議と水面の方に枝垂れているから、
より一層近い場所で桜を眺めることが出来る。
桜と柴犬の組み合わせは、一年通して一番見ごろ。(笑)
まぁ、犬の方は花よりも、地面に生えだした新しい草に夢中で、
食べまくってましたが。
これは何の新芽じゃろうかー?たらの芽?
この時期、電車が高架線を走っているといたる所に桜が咲いていて、
「ぁぁ・・・普段気付かないけど、こんなにいろんなところに桜が生えてるんだ~」って。
小さい花びらなのに、すごく遠くからでも、ほんのりなピンク色が
ここにいました、実は!って主張してて、かわいいですね。
良いタイミングで夫くんも帰京できてよかったね。
帰宅してから、違う場所の桜も観に行ってみました。
ベランダから、広大に立派な桜の園が見えるんだけど、近くで観たことがなかったので。
犬は連れてはいれないので、お留守番。
場所は、国立多磨全生園。
ハンセン病の患者さんが、強制隔離されていた場所です。
現在は、「らい予防法」も廃止 され、近隣の皆さんもお住まいの方も、
花見や、夏祭りなど自由に行き来することが可能になっています。
桜の園に足を踏み入れると、なんとも素敵な景色が広がっていました!
小学生の子供たちが、すっかり見えなくなるくらいの背丈の菜の花と桜。
桜の木のもとに、たくさんの方々がレジャーシートを敷いて、お花見していましたよ。
強制隔離されていたころは、この桜の園の外側には、お堀が彫られ水が張られ
外に出られないようになっていたと読みました。
今は、その堀も埋められ、地域の子供たちも走り回っていました。
生涯をそこで過ごすこと、子供をもうけることも禁止された患者さんたちが、
何十年もかけて、思いを込めて植えた桜は、
その願いを受け止めるように、今まで見たことのある桜よりも
うんと空高くその枝を広げていました。
彼らの人生を簡単な言葉では表すことはできないけれど、
この桜から伝わってくる「託した想い」に、
こうして木の下でたくさんの方々が集うようになった今からでも、
私なりに寄り添っていけたらいいな・・・
と思った、2016年春のお花見でした。
桜ってやはり、日本の人々には特別な存在だなって改めて感じました。
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