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2016年4月

2016年4月 5日 (火)

(*´Д`)

いやいやいや・・・間あけすぎでしょ、私。がーん

 

|ω・) 生きてますよ~・・・ひっそり生息してますよ~・・・

 

さて、東京はすっかり曇天。

今年のお花見のタイミングは難しかったぁ。

いきなりぱぁぁぁああっと開きだしたかと思ったら、即、気温低下と雨でね。

ポカポカ陽気で、花を眺めながら・・・なんていうのにちょうどいい日は、

一日二日あったかな?くらいでした。

というわけで、たまたま墓参りで帰京していた夫くんと実家家族と、

ワンコを連れてお散歩がてら、恒例の川沿いへ。

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花曇りでしたが、咲いている週末がそこしかなかったので、

それなりに賑わってましたが、みなさん、豚汁とか食べて暖を取っている感じ。

 

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しかし、ここの桜は本当に見応えあるのに、穴場です。

早朝から場所取り・・・というほどでもなく、そこそこ屋台も出ていて。

地面に直はなければ、火を使ってもいいしね。(ガスコンロとか)

 

 

なにより、水辺の桜って不思議と水面の方に枝垂れているから、

より一層近い場所で桜を眺めることが出来る。

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             桜と柴犬の組み合わせは、一年通して一番見ごろ。(笑)

 

まぁ、犬の方は花よりも、地面に生えだした新しい草に夢中で、

食べまくってましたが。

 

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                 これは何の新芽じゃろうかー?たらの芽?

 

この時期、電車が高架線を走っているといたる所に桜が咲いていて、

「ぁぁ・・・普段気付かないけど、こんなにいろんなところに桜が生えてるんだ~」って。

小さい花びらなのに、すごく遠くからでも、ほんのりなピンク色が

ここにいました、実は!って主張してて、かわいいですね。

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良いタイミングで夫くんも帰京できてよかったね。

 

 

帰宅してから、違う場所の桜も観に行ってみました。

ベランダから、広大に立派な桜の園が見えるんだけど、近くで観たことがなかったので。

犬は連れてはいれないので、お留守番。

 

場所は、国立多磨全生園

ハンセン病の患者さんが、強制隔離されていた場所です。

現在は、「らい予防法」も廃止 され、近隣の皆さんもお住まいの方も、

花見や、夏祭りなど自由に行き来することが可能になっています。

 

 

桜の園に足を踏み入れると、なんとも素敵な景色が広がっていました!

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小学生の子供たちが、すっかり見えなくなるくらいの背丈の菜の花と桜。

桜の木のもとに、たくさんの方々がレジャーシートを敷いて、お花見していましたよ。

 

 

強制隔離されていたころは、この桜の園の外側には、お堀が彫られ水が張られ

外に出られないようになっていたと読みました。

今は、その堀も埋められ、地域の子供たちも走り回っていました。

 

生涯をそこで過ごすこと、子供をもうけることも禁止された患者さんたちが、

何十年もかけて、思いを込めて植えた桜は、

その願いを受け止めるように、今まで見たことのある桜よりも

うんと空高くその枝を広げていました。

 

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彼らの人生を簡単な言葉では表すことはできないけれど、

この桜から伝わってくる「託した想い」に、

こうして木の下でたくさんの方々が集うようになった今からでも、

私なりに寄り添っていけたらいいな・・・

と思った、2016年春のお花見でした。 

 

桜ってやはり、日本の人々には特別な存在だなって改めて感じました。

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