伝統手法で水玉。
連休直前に、夫くんが遅い夏休みを取って、平日から山梨県の八ヶ岳 、
岐阜県の高山 に滞在し、肝心のシルバーウィークには
予定無しのまま名古屋入り。
岐阜からのロングドライブ、山道運転で車酔いしてしまったお嬢は、
名古屋到着後から、ご飯食べると嘔吐・・・を4回も繰り返し、
元気なんだけど、ご飯食べられず、しょぼん。
飼い主も、犬も、移動旅の疲れを回復して来たら、「散策病」がうずうず。(笑)
夫くんも、名古屋に車があるときにしか、遠出できないので、うずうず。
結局、あまり渋滞しなさそうな愛知県内の近場で、気になっていたところへ。
高速乗って、1時間ちょっとくらいでしょうか。
焼き物で有名な、「常滑(とこなめ)市」に行ってみました。
一帯が車の往来の厳しそうな細道なので、
「陶磁器会館」 というところに車を止めて、散策するのが良いようですよ。
(ちなみに、陶磁器会館の中は、抱っこしていればペット可でした)
閑静な住宅が並ぶ街並みのところどころに、陶磁器を焼く煙突が。
でも、どうやら最近では、ガス釜で焼くのが主流になっているようで、
どの煙突もあまり現役ではない模様。
一番メインの登り窯も使ってないかな~?
散策マップを片手に歩いていると、写真スポットにおすすめ!な感じで、
「とこにゃん」と書いてあったので、
どんなゆるキャラだろう~((* ´艸`))ムププ とたどり着いてみるとそこには!
とこにゃん・・・割とガチな招き猫だった。(笑)
しかも、道路沿いにどどーんと!
ちなみに、手前のにゃんこも焼き物です。
そうなのです、なんと「招き猫生産量日本一」なのが常滑市なのだそうで。
次に有名なのが、同じく愛知県の瀬戸焼で有名な、瀬戸市。
なるほど、それでなのね。
ちょっと坂の多い住宅街は、個人のお宅にも焼き物がいっぱい。
塀に陶器が塗り込んである~。
斬新だね、土管で出来た塀。
土管坂っていうのもあって、こちらも写真スポット。
地面にも、陶板がいっぱい埋め込まれてますね。
お尻かいーの?
なんでしょうか、こういう日本的な景色に馴染むからでしょうか、
お嬢はすれ違う方々から、やけに人気を博していて、
こっそり写真撮る際に、フレームインさせている方もちらほら。(笑)
さて、器好きなもので、常滑市と瀬戸市は訪れてみたい!と思っていたのだけど、
調べる中で、すごく気になる作家さんの器があったんです。
その方の作品を多く取り揃えていたお店に、立ち寄ってみました。
一軒目は、
「morrina」というお店です。
作家さんの器や、日本全国暮らしの道具のセレクトショップ。
そこで、お目当ての「堀田(ほった)憲児」さんの器を購入しました。
もうね、この方の器を求めて来ましたので♡
不規則な水玉。
色も、ピンクや水色などもあって、すごくポップ!
若手作家さんのものかと思っていたら、ショップの方のお話聞いてびっくり。
実は、60代の職人さんなのだそうです。
しかも、この造り方も「練り上げ」という伝統的な手法で、
ろくろの上でいくつもの種類の土を混ぜて造形し、最後に彫刻刀で削って
模様を付けるのだそうな。
なるほど、混ざり合った自然な模様が出ていますね。
色のついている箇所も、釉薬を塗っているのはなく、その色に焼きあがる土を
重ね合わせているんですって!これには驚き。
堀田さんは、より日常生活のなかで気軽に使ってほしいということから、
価格帯も低めに設定されていて、なんと電子レンジ、食洗器対応なのだとか。
私用のマグカップを一個購入し、もう一軒、
セレクトショップ「SPACE とこなべ」 さんで、お茶椀を購入しました。
夫くんチョイスなのに、なぜか赤。乙女。(笑)
実際に手に取る機会があったら、ぜひ体感してほしいのですが、
驚愕の軽さなんですよ。
あと、夫くんがお茶椀以上、どんぶり未満くらいの器が一つ欲しい・・・
ということで、何軒か吟味しまして、
若手作家さんの器も一つ購入しました。
とりあえず、一個ずつ買った堀田さんの器。
いつかもう少し、買い足したいなぁ!
★堀田憲児さん情報はこちら
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コメント
わぁ~ 素敵な器♪
練り上げ手法って初めて聞いた。
いろんな作り方があるんだね~
黒もいいし赤もカワイイ。
水玉の中の模様も不思議・・
ちょびさんが書いたのかと思ったよ(笑)
>あまり渋滞しなさそうな愛知県
うんうん わかる~ 名古屋しか知らない・・
投稿: しーぽん | 2015年10月25日 (日) 23:53
>しーぽんさん
水色とか、かなりポップなカラーで、それも土の発色かと思うとびっくりだよ。
水玉・・・わたし、中に顔が描いてるのかと思ったのよね。(笑)
愛知県の高速は、いついっても一宮がアウトです。😨
投稿: 住人:ちょびすけ | 2015年10月28日 (水) 14:45