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2015年5月14日 (木)

徳川美術館・徳川園

いやいや、まさか・・・G.Wに車で移動とか・・・無いでしょ~ ┐(´-`)┌

・・・と思っていたわけなんですが。

あれ?後半の高速道路があんまり渋滞してない!チャ・・・チャーンスー!!

ってなわけで、1週間ほど、ちょび夫の赴任先、名古屋に車で行ってきました。

まだ整っていなかった新生活の買い物などを済ませまして、

受け入れ体制も整っておらず、お嬢は実家でお留守番でしたので、

今回の滞在では、「犬が入れそうにないところ」

いまのうち観光(笑)してみました。

 

 

名古屋って言ったら、まずはここに行っときたい!と

ちょび夫の希望でやってきましたのは

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「徳川美術館・徳川園」です。

葵の御紋がどどーんってあると、やはり貫禄がありますね。

恥ずかしながら、日本史専攻していたのに、「ん?なぜに名古屋?」とか

思っちゃう、教養のないわたくしは、帰宅してからおさらい。(;^ω^A ァセァセ

 

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言わずと知れた「家康公」は、「徳川将軍家」でありまして、

それに続く地位を築いていた「徳川御三家」というのがあるわけですね。

★「尾張徳川家」・・・家康の九男「徳川義直」   名古屋城 62万石

★「紀州徳川家」・・・家康の十男「徳川頼宣」   和歌山城 56万石

★「水戸徳川家」・・・家康の十一男「徳川頼房」  水戸城  35万石

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つまり名古屋は、御三家の中でも有力な「尾張徳川家」の御膝元というわけなのね。

 

 

徳川美術館では、代々、徳川家で所蔵されてきた調度品の数々を

見ることが出来ます。

現在は期間展示も開催中。

Ha

館内に入ると、ロビーに撮影可能な甲冑がありました。

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名称は「歯朶具足(しだぐそく)」

その名の通り、兜にシダと大黒天が施されていますが、

家康が、関ヶ原の戦いの前に夢に大黒天が現れたことから、この甲冑を制作。

見事勝利をおさめたことから、徳川家では「歯朶具足」を吉祥の象徴とし、

代々、受け継がれたのだそうで。

 

つまりは、これは、その後に制作されたもので、多数存在し、

家康本人が身に着けたものは

静岡県の「久能山東照宮博物館」 に所蔵されています。

(ってなわけで撮影OKだったのね)

こちら、名古屋の徳川美術館で有名なものというと、

国宝「源氏物語絵巻」 です。

公開期間が限られているようで、常時、みることは出来ないみたい。

 

今回、企画展として展示されていたのは、

将軍家の三代「家光」の娘の「千代姫」が、

たったの三歳で尾張徳川家に嫁いできた際の、お嫁入り道具の数々。

 

絢爛豪華とはこういうことか・・・というくらい、贅沢に金が施され、

眉筆の一つ一つにも、美しい細工があしらわれ。

ひとつひとつ、ため息の漏れるようなものばかりでした。

 

 

 

どれを見るにつけ感じたことは、千代姫は大変愛されて、

大切に送り出されたのだなぁ・・・ということ。

62歳で天寿を全うし、増上寺(東京港区)に葬られているようです。

 

 

 

 

 

なんだろうな、近頃、国宝展などに足を運んでいるんだけれど、

それらすべて、この道具を作るのに、何か月を要したんだろう・・・

という調度品の数々を見ていると

現代の「あ?それ同じようなのダ●ソーで売ってるよ?」みたいなの、

なんだかな・・・とも思ったり。

自分自身、身の回りのものに思い入れのない生活しているなー・・・とかね。

そう考えると、女子高生が鏡を自分流にデコったりして楽しんでるのは

素敵なことね~と思ってみたり。(笑)

総じて、日本の職人さんは、いつの時代も「見事」であるな、と。

 

さて、さすが徳川家!な展示品に圧巻した後は、

併設している、庭園「徳川園」を散策。

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しとしと雨が降っていたのだけど、それが逆に緑を生き生きと映えさせて

傘を差しながら癒されました。

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秋になるとクルクルまわりながら降ってくるアレが、綺麗に色づいてましたよ。

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«ウィキペデイアより»

1695年に造営された尾張藩2代藩主徳川光友の隠居所の大曽根御屋敷跡地へ
2005年に築造された池泉廻遊式の大名庭園である。

園内に配置された山、大曽根の瀧、渓流、龍仙湖、牡丹園、菖蒲田はそれぞれ、
木曽山脈、木曽三川、伊勢湾、濃尾平野に見立てられてのものであり
、自然の景観を凝縮している。

これは、尾張国の、土地柄の豊かさを表現したものである。

 

 

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★徳川美術館 HPはこちら 

そのあとは、お腹も空いたので、すぐ近くにあった鰻屋さんに入ってみました。

佇まいを見て「美味しい気配がする・・・」と思って。

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「うなぎ 西本」さん。

ひつまぶしを頂いたんだけれど、香ばしさもある、絶妙な焼き加減。

美味しい!

ひつまぶしを食べるの初めてだけど、これは絶対いいお店に入ったな・・・

と思いました。にやり

 

夫くんが遠慮がちに撮らせていただいた、ブレブレ画像だけど。(笑)

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鰻にわさび、いいよね~。大人の愉しみ方だよね。

で、こちらのお店が珍しかったのは、

最後に注ぐお出汁が、餡かけになっているところ。

他のお店でそうやって出てくるところはあまりないそうですよ。

 

徳川美術館へお出かけの際には、

「うなぎ 西本」おすすめです!

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コメント

名古屋までの運転お疲れさま~
一人ドライブも案外楽しかったりして?
徳川美術館なんてのもあるんだね~
名古屋城だけでもすんごい絢爛豪華だったけど
ここも見てみたかったなぁ
ひつまぶしもまだ食べたことない・・
名古屋はB級から攻めたもんで(笑)


投稿: しーぽん | 2015年5月14日 (木) 20:32

>しーぽんさん
ほぼノンストップで行っちゃったら、三ケ日あたりから「うぁぁ・・・飽きてきた・・・」ってなったよ。(笑)
さすが徳川家!っで。名古屋城より所蔵品が多かったから、もうね、あまり覚えてないっていう・・・。金ぴかなイメージすごいけど。
私も名古屋一発目は「寿がきや」のラーメンよ~♡

投稿: 住人:ちょびすけ | 2015年5月20日 (水) 14:30

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