ドイツ旅行記~世界遺産バンベルク
途中からご覧の方は
*出発
*ハイデルベルク城
*ハイデルベルク 旧市街
*シュトゥットガルト
*ギーンゲン
*ローテンブルク
*シュヴァンガウ
*ミュンヘン その1
*ミュンヘン その2
*ニュルンベルク クリスマスマーケット
*クリスマスイブ
をご参照ください。
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ちょびすけの、寝ぐせ(笑)
とうとう、ドイツ滞在最終日に突入です。
ニュルンベルクでクリスマスイブを迎え、
うはうはハム!チーズ!パン!の朝食も食べ納め。
ふと見たら、夫くんがスパークリングワインなんぞ飲んでいたので、
「ちょっと、何頼んでるの~!(;゜Д゚i|!)」
って聞いたら、並んでたんだって、普通に。
牛乳とかと一緒に。
オサレに朝シャン (いや、朝スパ、か)
と、ニュルンベルクのホテルで食事を終えたら、すぐにバスで移動です。
車で1時間15分(約70キロ)離れた、バンベルクという街へ。
クリスマス当日ともなると、どこも人が出歩いていなくて、
ツアー参加者も燃え尽きたっていうか、
「で、今日どこ見るんでしたっけ?」ってなテンションになりつつありましたが。
ツアー中、割とお天気に恵まれていたのだけど、最終日に来て
思いっきり天候が悪く、曇り空。
バスを降りて、バンベルクの市街地へやってきました。
人気がなく、たまに通り過ぎるのは、観光かな?っていう外国の方ばかり。
本当に、皆さん自宅で静かに過ごされるんですね~。
まるで、日本で言うところの「大晦日の夜」みたいでした。
その分、改めてドイツの街並みをしげしげと眺めることが出来ました。
バンベルクの建物は、それはそれは彩りが可愛らしく、
どこを切り取っても絵になる感じ。
木組みのデザインと、木製の開き窓は憧れますね~。
これで寒さは大丈夫なのかしら?とも思うけれど。
あくまで主観だけど、ドイツの建物がいろんな色で可愛いのって、
普段は案外、こんなどんより天気だったりするからかな?とか。
空だけ見てると、どよーんって感じに思うけど、
街並みが明るいとずいぶん違う気がして。
前の記事にも書いたけど、
クリスマスツリーを飾るのは厳しい冬を乗り切る象徴、とのことだったし、
クリスマスマーケットが11月末から1ヶ月間開催されるのも、
やはり日照時間が急に短くなって、滅入りがちになるので気持ちを盛り上げる
意味合いもあるってガイドさんが言ってたし。
ね?どんより空だけど、家を見てるとほっこりしませんか?
自分の家の中だけど飾るって言うんじゃなくって、
外を歩く人々の目をほころばせようっていう感じが、
日本にはあまりないような気がして、すごくいいなと思いました。
見慣れない景観だからっていうのもあるけど、何もかもが素敵に見える
異国マジックです。(笑)
道を挟んで、こっちのお家から、あっちのお家へサンタさんが(笑)
もっとじっくりと写真撮りたーい!と後ろ髪を引かれつつも、
レグニッツ川沿いを歩いていくと、もっともっと素敵な景色が待っていましたよ!
川沿いに並ぶ、色とりどりのお家!
この場所は「リトルベニス」と呼ばれていて、イタリアのベニスのように美しい
と言われているのだそう。
この辺り一帯の旧市街地は、戦火を逃れており、
中世の建物がそのまま残されていることから、
1993年にユネスコ世界遺産の登録されたのだそうです。
水面がぎりぎりでちょっと怖いけど、
なんて素敵な水辺の住まいなんでしょうか~。
憧れるわ~って思ったのが、リビングから出てきた女性が
庭(!?)先から、白鳥にエサやりしていたこと。
庭に白鳥が来るとか、想像できないよ。(笑)
そういえば、家を眺めていて、え?っと思ったんだけど、
屋根がひしゃげてたり、家が斜めになってたりするんですよ。
若干、屋根が湾曲してるのわかるかな?
しかも、ドイツの家々、そういえばお互いびっちりくっついてるけど
建て替えるときどうするの?って思ったら、
まさかの
「建て替えないんですよ」
との回答。
Σ(=゚ω゚=;) マジ!
一度建てたら、内装とかは繰り返し改装したりするけど、
基本的に外の部分は崩さないんですって。
それが可能なのも、ドイツには地震がないから、だそうな。
そうですよね、日本だったらちょっと、その建て方は考えられないはず。
ここからの眺めが、一番のビュースポットだそうですよ。
まるで、クリスマスの屋台で売ってた置物みたい!
少し歩いて、街の中心地に。
ドイツ観光では、おなじみになりました「旧市庁舎」です。
なんと、川の中州に建っております。
諸説あるようですが、バンベルクは大司教(カトリックの聖職)の都市だそうで、
その昔、司祭に市庁舎の建設地を懇願しても許可が下りず、
それなら司祭の権限が届かない川の上に建てちゃおう!っていう説もあるようです。
思いっきり、川の真ん中ですね・・・
旧市庁舎は、横から見ると、こんなに鮮やかなフレスコ画が描かれていました。
滞在時間が短かったので、わずかな自由時間に行ける範囲歩いてみました。
クリスマスマーケットが行われていたらしい「新市庁舎」前の広場は、閑散。
( ノД`)シクシク…
まるで、陶器のようなこんな建物も♪
綺麗な色だなぁ!
カメラを構えてシャッターを切って、びっくりしたのがここ!
普通に銀食器のお店なんだけど、写真撮らずにはおれなかったの。
ショーウィンドウと思って覗いてたら、びっくり。
なんか動いた!
置物かと思ったら、本物のシェパードだよっ
そう、ほんとこの旅行中、たっくさんシェパードに遭遇したな。
「ジャーマンシェパード」って言う位だからね。
バンベルクでは、リード無しで歩いてましたわ。(;´▽`A``
けれど、どの大型犬も温厚で賢そうなワンコばかりでした。
絵本から飛び出したようなバンベルクの街、ビールの街でもあるらしい。
そして、魔女狩りの中心地だったとか。
ドイツ旅行中、何度「魔女」って言葉が登場しただろうか。
うーん、ところ変わるといろんなことが興味深い。
静かなバンベルクの街を観光した後は、空港のあるフランクフルトへ向かいます。
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コメント
ほんとに可愛らしくて素敵な色の
建物だらけなんだね〜
日本みたいに保存地区じゃないのがすごいね。日常なんだもんね。
朝からスパークリング うらやましい!
投稿: しーぽん | 2014年3月16日 (日) 22:39
>しーぽんさん
バンベルクのあたりはユネスコ世界遺産だから、保存地区かもしれないね。
ドイツは台風とかもないんだろうね。
飛ばされちゃいそうだもん~。
朝からスパークリングだなんて、日本でも高級なとこ行くとあるのかしら?私始めてみたよ。
ドイツパンと、ハム、チーズとスパークリングなんて、最高の取り合わせよね。うふふ
投稿: 住人:ちょびすけ | 2014年3月20日 (木) 14:20