ドイツ旅行記~ミュンヘン その2
途中からご覧の方は
*出発
*ハイデルベルク城
*ハイデルベルク 旧市街
*シュトゥットガルト
*ギーンゲン
*ローテンブルク
*シュヴァンガウ
*ミュンヘン その1
をご参照ください。
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そろそろポーズが思いつかくなる5日目です。
ミュンヘンのマリオットホテルで朝食。
昨夜は、「お腹苦しい・・・」とか言っておいて、早朝からまた飛ばしてます。(笑)
あ、プレッツェルの右上のテーブルパン、
どこに行っても登場しているな~って思ったら、
ヨーロッパではメジャーな「カイザーゼンメル」っていう種類のパンらしい。
(カイザー=皇帝)なので、皇帝の冠を上から見たとこに似ているから
こういう名前なんだって。
そうそう!ものすごく和む場面に遭遇してしまいました。
この日はもうクリスマス直前の23日だったんだけど、
ビュッフェに!?っていう格好の男の子が・・・。
完全にキーパーなのね。(笑)
ユニフォームだけでなく、グローブから膝あて、すねあてまで・・・。(≧∇≦)
たぶん、クリスマスプレゼントに貰ったんじゃないかと思うのね。
グローブはめたままで、すっごい食べにくそうだったけど、
パパもとがめることなく、嬉しそうにご飯を食べている少年が、
「クリスマスって素敵!」っとますます思わせてくれました。可愛すぎるー!
そういえば、マリオットのレストランが、やけに「はちみつ推し」していて
なんでかなー?って思っていたら、敷地内で養蜂してましたよ。
さて、ミュンヘン市内観光へと出発です。
ヨーロッパは既に、クリスマス休暇に突入していて、
街にも人っ子一人歩いていませんでしたが、そんなオフィス街に
突如姿を現しましたのは・・・
「BMW本社」でございます~!
「なにこれ、すごいんですけど」の一言に尽きますね。
そびえたっております。
BMW、アウディ、フォルクスワーゲン、ベンツ、ポルシェ・・・・・
日本で「高級車」と呼ばれる自動車メーカーってほとんどドイツじゃん!
なんかね、そんな高級車な先入観がこびりついてて、
当然、街中を走る車のほとんどがこれで、
「ドイツ中がお金持ち」に見えてくるっていうマジック。(笑)
でも、やはり近くでまじまじと眺めると、
その重厚感たるや、やはりかっこいいですね。
博物館があったんだけど、お休みだし、行程に入ってなかったので外観だけ。
後ろに見えるタワーは、なんと「ミュンヘンオリンピック」のタワーです!
ちょうど、ちょびすけが生まれた1972年に開催された夏季五輪。
日本男子体操が大活躍し、
塚原選手が「月面宙返り」を成功させた輝かしい回でもあったけれど、
「ミュンヘンオリンピック事件」により、アスリートが殺害されるという
五輪史上悲しい事件の現場でもあります。
ミュンヘン五輪の会場は、現在のように点在しておらず、
競技場が一箇所にまとまっているんですって。
そんな会場が、車窓から見えましたよ~。
しばらく車で走っていると、趣のある川沿いの道へ。
実は、この川は冬期は水面が凍って、子供たちがスケートをする場所なんだそう。
本来ならこの時期、-10℃とかになるはずが、気温が10℃近くて
現地の方からすると異様な気候だったとか。
(ん?ちょびすけが松岡修造っぽいキャラだから、あの現象かしら・・・?)
で、たどり着きましたのはこちら。
「ニンフェンブルク城」って。
・・・って何?って思いながら見学しちゃったんだけど
こうして改めて調べたりして、今理解してみた。(笑)
バイエルン王家が夏に過ごす離宮だそうで。
「妖精の城」っていう意味なんだって。ロマンティックですね、これまた。
そして、世界大戦の被害を免れた貴重なお城。
これがもう、べらぼうに広くて、庭も立派なんだけれど、
メインの宮殿だけ見学。
こちら、持ち込み荷物がちょっと厳しいです。
リュックやA5サイズ以上の鞄は、ロッカーに預けないといけないので、要注意。
城内はフラッシュをたかなければ、撮影OKです。
入ってすぐに、3階の高さまで吹き抜けになっている、祝宴の間です。
首が痛くなるほど見上げる天井には、ギリシャ神話の場面が描かれています。
シャンデリアも美しいこと~。
この宮殿の中には「美人画ギャラリー」っていうのが2部屋あって。(笑)
一つ目は、「マックス・エマヌエルの美人画ギャラリー」
当時の美人の条件というのが、
・ウエストが細いこと
・腕が白いこと
だったんですって。
なので、腕の部分だけ強調して白く描かれてました。
(じゃ、今の時代だったら、プリクラみたいに目が大きくなってたりするのかな?)
ひゃー、西洋のお城って今まで観たことが無かったんですが、
絢爛豪華っていうのはこういうのなんですね~。
ガイドさんに教えてもらって、へぇ~!だったのが、この寝室のあるトリック。
天井の絵画で、赤い衣をまとった天使がいるんですが、
この天使に視点を合わせたまま、部屋の右端から左へ移動すると、
おおー!
どっち側から観ても、同じ向きに天使が飛んでいっているように見えるんです。
すっごいわかりづらいですか?
私は結構その場で「うぉおぉぉぉおおおー!」って感じだったのですが、
ちょび夫はいまだに「なにがどうすごいことになってるのか、さっぱりわからない」
そうです。(笑)
ニンフェンブルク城で、一番有名な部屋は、
先ほども記しました「美人画ギャラリー」です。
二つ目は、ルートヴィヒ1世
(2代目バイエルン国王。ノイシュヴァンシュタインを建てた人の祖父)のコレクション。
広ーい部屋に見渡す限りの美人画。
彼が愛した、36人の女性の肖像画が、壁を埋め尽くしているのは圧巻。
けれど、ほんとにみなさん綺麗で、
これだけあると一人くらい好みの顔があるとかないとか・・・。
一般庶民から貴族から、踊り子から・・・ありとあらゆる美人さん達なんだって。
右下の女性は、マリー・フリーデリケ・フランツィスカ・ヘトヴィヒ王妃
ルートヴィヒ1世の長男である
「マクシミリアン2世(3代目バイエルン王)」の妻。
ノイシュヴァンシュタイン城を作った狂王
「ルートヴィヒ2世(4代目バイエルン王)」の母親です。
しかしね、このお部屋がお妃の寝室の隣にあるっていう・・・ね・・・。
いい度胸だね、1世さん。(笑)
これは召使たちの控えの間だそうだけど、立派!
狂王、ルートヴィヒ2世はこちらの宮殿で誕生したのだそうで、
誕生の間がありました。
この部屋で生まれたんだね~!
家具、調度品のいたるところに、彼の愛した「白鳥」が
あしらわれていましたよ。
観終わって、お城グッズが販売されていて、素敵だったんですけど
400ユーロ・・・その時のレートで換算すると・・・
「1客 58000円」なりー。チーン
ニンフェンブルク城は、この他にも馬車の博物館や、陶磁器の展示もあり
春であれば、庭も緑に覆われ見所たくさんと思われますが、
スケジュールの都合上、見学はここまで。残念。
ではまた、ミュンヘンの市街地へ戻ります。
後ろに見えるのは、ミュンヘンの国立歌劇場です
前夜も散策した、クリスマスマーケット開催中のマリエン広場へ再び。
この日は、高さ85メートルの新市庁舎の塔の上から、街を一望します。
前夜はこんな雰囲気でしたが
小さなエレベーターで昇ります。大混雑。( ̄ω ̄;)
はぐれないように、必死。
まるで、シンデレラ城ミステリーツアーみたいな入り口だわ。
でもでも、85メートルからの眺望は最高でした!
ミュンヘン最古の、聖ペーター教会が見えました。
下を眺めると、クリスマスマーケットが見渡せます。
二つ並んでいるのは、玉ねぎ型が特徴的なフラウエン教会です。
ドイツ旅行中、密かに感動していたのは、街に鳴り響く「教会の鐘の音」
こんな音が日常的に聴こえるなんて素敵だ~。
・・・と、感動に浸っている間もなく、すぐに降りなくては!
お昼からの、仕掛け時計が始まってました!
ぎりぎりセーフで観れました。
すごい人ごみのなか、駆け足のように市内観光しましたが、
現地ガイドさんが、差し棒をひょいと伸ばして、これ↓を目印に歩いてくれて
フフフってなりました。(*'∇')
しがみつき サンタおじさん♡
さて、ツアーも中盤を過ぎ、お昼ご飯は日本食レストランへ。
日本酒も並んでましたけどね、やっぱビール飲んじゃいますね。(笑)
お料理は、幕の内風。
久しぶりの天ぷらやら、焼き鳥やら。
白いご飯と、お味噌汁に唸っちゃう日本人なのであった。
お腹が満たされたところで、また次の街へ移動です~。
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コメント
朝からいっぱいやりたくなるごはんらね♪(*´台`*)
こんな古いお城がたくさん残ってる文化はスゴイよね♪
日本にももっとたくさんのお城が残ってたら素敵なのに
なぁ~って思っちゃったよ。
んで、日本食マンセ~!!マンセ~!!ヽ(`Д´)ノ
になるんらね、やっぱり!!ww
だってお箸の国の人だもの♥
投稿: カータン | 2014年3月 3日 (月) 20:18
>カータン
いや、もう運転しなくていいから、朝のビュッフェにシャンパンとかあって、飲んじゃうよね~。(笑)
クリスマスサイコー!ъ(゚Д゚)
そうだよね、日本のお城文化もかっこいいけど、現存してるの少ないもんね。
神社仏閣は誇れるけれど♪
日本食、お米がカリフォルニア米だったところで、みなさんテンション下がってました。(笑)
投稿: 住人:ちょびすけ | 2014年3月 5日 (水) 13:13