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2013年8月 4日 (日)

紀伊半島の旅 2日目

すみません、写真の整理(1500枚)と、記憶を辿るのに時間かかって

スムーズな更新できてませんが、

紀伊半島の旅の続きです。

*1日目の日記は こちら

 

1

 

2日目は三重県鳥羽市から、伊勢市に移動。

そう、今回の旅のメインイベント~!といっても過言ではない、

「伊勢神宮」参りへ。

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数年前に、 『レッツ!!古事記』

「日本の神様カード」を手にしてからと言うもの、日本神話に興味津々でして。

伊勢神宮は、「天照大神(アマテラスオオミカミ)」が祀られた、日本の神社の

トップなのであります。

今年は、20年に1回、

建て替えを行う「式年遷宮(しきねんせんぐう)」の年でも有り、

これは行っておかねば!というわけで。

 

そんなわけで、今日の記事は「鳥居ばっかじゃん!」という内容なので、

ご了承くださいませ。

 

伊勢神宮をお参りする際には、順番があります。

まずは「外宮(げくう)」と呼ばれる場所を参拝し、

その後に「内宮(ないくう)」という

順路が慣わしのようです。

 

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Dc0725101               外宮への橋は、左側通行となっております。

 

外宮の正式名称は「豊受大神宮(とようけだいじんぐう)」と言い、

ここに祀られる「豊受大御神(とようけのおおみかみ)」は、

食物、穀物の神様です。

天照大神のお食事を司る役目があるのだそうで。 

 

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こちらが、外宮の「御正殿」です。

鳥居より奥は、写真撮影禁止、脱帽して参拝しましょう。

いやぁ、今までの人生で見てきた神社とは、趣が全く違います。

ものすごくシンプルな感じが、逆に太古から引き継がれてきたという

静寂さがあります。

 

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僅かに、塀越しに覗うことの出来る「茅葺の屋根」の苔むした感じが、

なんとも趣き深い。

  

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鳥居の前には、沖縄で言うところの「ひんぷん」見たいなのがあったんだけど

やっぱり、魔除けとかなんだろうか?いまだに謎。

 

勘違いしていたのだけど、式年遷宮で20年に1度の建て替え・・・というのは

隣の敷地に新しい正殿を交互に建てる事なのね。

そうよね・・・その場に建て替えたら、存在しない時期が出来てしまうもんね。

Dc0725105              隣のの敷地には、真新しい正殿が出来上がってました

他にもいくつか別宮があります。

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外宮の土地を司る「大土御祖神(おおつちみおやのかみ)」

が祀られた「土宮(つちのみや)」

Dc0725292              敷き詰められた石も、参道部分と色分けしてありました。

 

 

次は、「風宮(かぜのみや)」

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(P曲`q)

スズメバチの巣があり、立ち入り禁止でした~。残念。

風の神である「級長津彦命(しなつひこのみこと)」

「級長戸辺命(しなとべのみこと)」が祀られています。

鎌倉時代の元寇の際、神風で日本を守ったといわれているそうです。

 

 

そして、豊受大御神の「荒魂(あらたま=神の荒々しい側面)」を祀った

「多賀宮(たかのみや)」ですが・・・

炎天下の中、長蛇の列だったので・・・断念。


 

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外宮の参拝が済んだ後、内宮に向かう前に、

近隣で寄っておきたかったところがいくつか。

 

「月讀宮(つきよみのみや)」 (創建 平安時代)

「月讀尊(つきよみのみこと)」という神様が祀られています。

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古事記は、「伊邪那伎命(いざなぎのみこと)・男性」と、

「伊邪那美命(いざなみのみこと)・女性」の二人の神様が、

次々神を生んでいくところから始まるのですが、

両性具有?だった神様は、一人でも神を生むことが出来、

「伊邪那伎命(いざなぎのみこと)・男性」の左目から「天照大神」が、

鼻から「建速須佐之男命(すさのおのみこと)」、

そして、右目からは「月讀尊(つきよみのみこと)」が生まれたとか。

 

つまり、3人は兄弟。

アマテラスやスサノオは有名ですが、あまり知られていないですよね。

父親であるイザナギノミコトから、アマテラスは天を、

スサノオは地を、ツキヨミは夜を司るよう命じられたそう。

(なんかバビル2世みたいなんだけど・・・(*'∇')ウフフフフ)

 

で、以前、日本の神様カードを買ったばかりの頃、

何度も何度も「月読命(つきよみのみこと)」が出たことがあり、

すごく気になる神様だったのです。

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両脇には、「伊邪那伎命(いざなぎのみこと)」と

「伊邪那美命(いざなみのみこと)」も祀られていましたよ。

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月讀尊は、

ちょっと思い入れおある神様だったので、お礼を伝えておきました。(❀ฺ´∀`❀ฺ)ノ

 

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さてもう一箇所・・・。

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「猿田彦(さるたびこ)神社」です。

「猿田彦神(さるたびこのかみ)」は、古事記の中で後に、

天照大神の孫「邇邇芸命(ににぎのみこと)」が、地へ下ろされた際に

宮崎の高千穂まで道案内した神様で、

その風貌から、天狗の原型になったと言われているそうです。

こちらの神社は、猿田彦神の子孫である

宇治土公家が代々宮司を務めていらっしゃるそうです。

また、猿田彦神社の中には、「佐瑠女(さるめ)神社」というのもあります。

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彼女の本来の名前は、「天宇受売命(あめのうずめのみこと)」

天照大神が岩戸の奥に身を潜めてしまった「天の岩戸伝説」の中で、

岩戸の前で衣を肌蹴させて踊り、皆が喚起し、

その様子を見ようと天照が岩戸を開けようとした・・・という神様です。

 

岩戸の前で踊った・・・ということで、芸能の神社として有名なようです。

で、先ほども出ましたが「邇邇芸命(ににぎのみこと)」が高千穂に行く際に

猿田彦神と共に案内し、一緒に伊勢に戻ってきたことから

「邇邇芸命(ににぎのみこと)」より、「さる」の名を名乗ってもよいと言われたそうで

「天宇受売命(あめのうずめのみこと)」から「猿女(さるめ)=佐瑠女」

となっているようですね。

 

 

猿田彦神社の裏手には「御神田」がありました。

毎年、5月5日に豊作を祈って、早苗を植える行事があるのだそうです。

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ふぅぅぅ・・・・・いろいろ知らべて復習しながらまとめてたら、

外宮界隈の記事で長くなっちゃった。(笑)

気づいたら、まとめるのに3時間半かかってる!(;゜Д゚i|!)

 

というわけで、内宮の参拝はまた次の記事で~!

こちゃこちゃ難しい内容ですみません  (;^_^A アセアセ 

 

 

 

 

 

 

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コメント

NHKの歴史ヒストリアの伊勢神宮編見て行く気満々。
ちょびさんの詳しいブログでまたさらに♪
今年中に出雲大社とWで行けるといいんだけどぉ
それにしても・・陽射しが暑そう~
歩くのしんどかったんじゃ?

投稿: しーぽん | 2013年8月 4日 (日) 23:51

>しーぽんさん
伊勢神宮と出雲大社の遷宮が同じ年に重なるってのは、
日本史上でも珍しいことらしいね~!
私は今度は出雲大社だな~♪
懐かしの砂時計ごっこ。(笑)
街中とか駐車場歩いてるときは暑かったけど、神宮の中は緑がいっぱいだったから日差しは免れたよー ъ(゚Д゚)

投稿: 住人:ちょびすけ | 2013年8月 5日 (月) 16:55

古事記ってややこしいよね~

私は「眠れないほど面白い『古事記』」ての読んだけど。。。いや、まだ読み終わってないけど(←いつから読んでるんだっつのねw)、黄泉の国だの、との途中にある似たような国だったり、読んでるうちにわけわかんなくなってくる~。
ちょびはちゃんと理解できててすごいね.。.:**:.。..。.:*

最近も日本の神様カード、やってるのかな。

投稿: 高丘の湯宿 | 2013年8月27日 (火) 16:09

>湯宿ちゃん
ちゃんとしたのは読んだことないわ~。
「レッツ!古事記」砕けた感じだけど、
キャラを足してあるから、頭に入りやすかったよ。
そのかわり、思い出すとき、その顔が浮かんじゃうけどね、神様(笑)
神様カード、あんまりやってないかな。
悩んでることが減ったわ~♪

投稿: 住人:ちょびすけ | 2013年8月28日 (水) 23:25

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