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2011年12月27日 (火)

UKIYO-E IMAGINATION!

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六本木ヒルズにある「森アーツセンターギャラリー」で開催中の

『没後150年 歌川国芳展』に行って来ました~!

出品数、なんと420点!

 

歌川国芳は、江戸末期に活躍した浮世絵師。

知っているようで知らなかった国芳に、すっかり魅了されてしまったのは

2009年春に沖縄から遠征して見に来た「国宝 阿修羅展」のグッズ売り場。

阿修羅とは関係なく、博物館のグッズとして売られていた

国芳のクリップとマグネットでした。

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                   擬人化された金魚に♡鷲づかみ!

これは、国芳の『金魚づくし』というシリーズのグッズ。

 

『金魚づくし』は8点ほど種類があり、どれもしぐさや表情がとってもキュート!

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                   『金魚づくし 酒のざしき』

 

このたび、9点目の作品が発見され、初公開!ということだったので、

o(●´ω`●)oわくわく♪で見に行ったというわけ。

初公開されたのは『金魚づくし ぼんぼん』という作品。

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        金魚とおたまじゃくじ(しかも、カエルになりかけ。笑)が手をつないでて可愛い~

どの作品も、「天保」なんて年号に描かれたとは思えないほど

ポップな色使い、斬新なタッチ!

まさに「UKIYO-E IMAGINATION」 だぁ~ 

                                     (;☣ฺД☣ฺ)

古めかしい感じなんて全然ないの。

 

ちょっと有名どころだと、こんなのも。

『みかけハこハゐが とんだいゝ人だ』

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見ての通り、顔や手のパーツが人で出来ているんだけど、このタイトルは

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「大ぜいの人が よつて たかつて とふと いゝ人をこしらへた とかく人のことハ

人にしてもらハねバ いゝ人にはならぬ」

(大勢の人が寄ってたかって、とうとう、いい人をこしらえた。

兎角、人の事は人にしてもらわねば、いい人には成らぬ)

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実は深い意味があるんですねぇ・・・。ちょっと感動。( ఠ‿ఠ )

 

 

そして、無類の猫好きだった国芳。

しぐさがたまらない、ユニークでチャーミングな猫作品も多数。

中でも面白いのが

『東海道五十三次』を猫風パロディで描いている

『猫飼好五十三疋(ねこかいこうごじゅうさんびき)』です。

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「日本橋」=にほんぶし(鰹節二本)

「保土ヶ谷」=のどかい(喉かゆい)

「藤沢」=ぶちさば(ぶち猫が鯖をくわえてる)

 

などなど・・・猫の表情豊かなしぐさに引っ掛けてあって面白い!

 

いやいや、久しぶりにセンセーショナルなものを見て、

心ときめいちゃいました~(๑→ܫ←๑)

江戸時代に、こんなポップな浮世絵師がいたなんて、

さぞや人気があったことでしょうね。

 

帰りがけは「江戸」な気分になったので、

海老天そばを食べて、ほっこりあったかい気分で帰ったとさ。

 

★『没後150年 歌川国芳展」は2月12日まで開催中 詳しくはこちら

   ※前期・後期があり、作品がすべて入れ替わります。

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コメント

江戸アートって斬新だよね~。
人が顔になってるやつも、リアルな立体で想像すると( ゚艸゚)・;'.、ブッ な感じだしwwwww

この猫の作品、((●))ω((●))じーって見入っちゃうよね。
前にこっちの美術館でも展示されてて(多分同じもの)
まじまじと一つずつ眺めちゃったもん。
猫がシュールで・:*:・(●´Д`●)・:*:・

投稿: 湯宿 | 2011年12月28日 (水) 10:43

>湯宿ちゃん
グッズ売り場で、立体猫パズルがあって、湯宿ちゃんが頭に浮かんだけど、結構えぐい感じで。(笑)
そうそう、静岡でも展示してたんだよね。
金魚ずくしの複製欲しかったけど、うん万円だったよー!
しかし、六本木ヒルズ、何回行ってもどこになにがあるのかわからず、寄り道しなかった。(;゚(エ)゚) アセアセ

投稿: 住人:ちょびすけ | 2011年12月29日 (木) 13:51

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