UKIYO-E IMAGINATION!
六本木ヒルズにある「森アーツセンターギャラリー」で開催中の
『没後150年 歌川国芳展』に行って来ました~!
出品数、なんと420点!
歌川国芳は、江戸末期に活躍した浮世絵師。
知っているようで知らなかった国芳に、すっかり魅了されてしまったのは
2009年春に沖縄から遠征して見に来た「国宝 阿修羅展」のグッズ売り場。
阿修羅とは関係なく、博物館のグッズとして売られていた
国芳のクリップとマグネットでした。
擬人化された金魚に♡鷲づかみ!
これは、国芳の『金魚づくし』というシリーズのグッズ。
『金魚づくし』は8点ほど種類があり、どれもしぐさや表情がとってもキュート!
『金魚づくし 酒のざしき』
このたび、9点目の作品が発見され、初公開!ということだったので、
o(●´ω`●)oわくわく♪で見に行ったというわけ。
初公開されたのは『金魚づくし ぼんぼん』という作品。
金魚とおたまじゃくじ(しかも、カエルになりかけ。笑)が手をつないでて可愛い~
どの作品も、「天保」なんて年号に描かれたとは思えないほど
ポップな色使い、斬新なタッチ!
まさに「UKIYO-E IMAGINATION」 だぁ~
(;☣ฺД☣ฺ)
古めかしい感じなんて全然ないの。
ちょっと有名どころだと、こんなのも。
『みかけハこハゐが とんだいゝ人だ』
見ての通り、顔や手のパーツが人で出来ているんだけど、このタイトルは
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「大ぜいの人が よつて たかつて とふと いゝ人をこしらへた とかく人のことハ
人にしてもらハねバ いゝ人にはならぬ」
(大勢の人が寄ってたかって、とうとう、いい人をこしらえた。
兎角、人の事は人にしてもらわねば、いい人には成らぬ)
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実は深い意味があるんですねぇ・・・。ちょっと感動。( ఠ‿ఠ )
そして、無類の猫好きだった国芳。
しぐさがたまらない、ユニークでチャーミングな猫作品も多数。
中でも面白いのが
『東海道五十三次』を猫風パロディで描いている
『猫飼好五十三疋(ねこかいこうごじゅうさんびき)』です。
「日本橋」=にほんぶし(鰹節二本)
「保土ヶ谷」=のどかい(喉かゆい)
「藤沢」=ぶちさば(ぶち猫が鯖をくわえてる)
などなど・・・猫の表情豊かなしぐさに引っ掛けてあって面白い!
いやいや、久しぶりにセンセーショナルなものを見て、
心ときめいちゃいました~(๑→ܫ←๑)
江戸時代に、こんなポップな浮世絵師がいたなんて、
さぞや人気があったことでしょうね。
帰りがけは「江戸」な気分になったので、
海老天そばを食べて、ほっこりあったかい気分で帰ったとさ。
★『没後150年 歌川国芳展」は2月12日まで開催中 詳しくはこちら
※前期・後期があり、作品がすべて入れ替わります。
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コメント
江戸アートって斬新だよね~。
人が顔になってるやつも、リアルな立体で想像すると( ゚艸゚)・;'.、ブッ な感じだしwwwww
この猫の作品、((●))ω((●))じーって見入っちゃうよね。
前にこっちの美術館でも展示されてて(多分同じもの)
まじまじと一つずつ眺めちゃったもん。
猫がシュールで・:*:・(●´Д`●)・:*:・
投稿: 湯宿 | 2011年12月28日 (水) 10:43
>湯宿ちゃん
グッズ売り場で、立体猫パズルがあって、湯宿ちゃんが頭に浮かんだけど、結構えぐい感じで。(笑)
そうそう、静岡でも展示してたんだよね。
金魚ずくしの複製欲しかったけど、うん万円だったよー!
しかし、六本木ヒルズ、何回行ってもどこになにがあるのかわからず、寄り道しなかった。(;゚(エ)゚) アセアセ
投稿: 住人:ちょびすけ | 2011年12月29日 (木) 13:51