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2011年3月28日 (月)

ディズニーが持つ力

緊張でガッチガチの肉体と、思考がギュウギュウの頭を休めに

映画を観に行ってきました。

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『塔の上のラプンツェル』

ディズニーの長編映画50作目として記念に作られた作品です。

 

『ダンボ』『ピノキオ』『ピーターパン』・・・『リトルマーメイド』『アラジン』

『美女と野獣』『ライオンキング』『ポカホンタス』『ムーラン』『ターザン』・・・。

大好きです。(✪ฺܫ✪ฺ)

最近の作品は、あまり観なくなってしまっていたのだけど、

久しぶりに「ディズニーの王道!」っていうような、童話作品のチョイスで

かなり前から楽しみにしていました。

 

公開が震災の翌日からだったため、すっかり頭から離れてしまっていたのだけど

最近になってCMが流れ初めて、「ああ!やってるんだ!」と思い出し、

さて行こうかと思ったら、いつも行ってる映画館は当面の間、営業停止で。

「やっぱそうだよね・・・映画どころじゃ・・・」って思っていたのだけど、

もうガチガチの頭じゃ、いいことも考えられないじゃん・・・ってな状態だったので

ちょっと離れた映画館まで足を伸ばしてみました。

 

春休みで、小学生の女の子達もたくさんいて、

大人も子供も、それはそれは吹き出して笑ったり、

ドキドキしたりして観ていましたよ。

(キスしそう~!っていうところでテンション上がりまくってる、小学生女子が可愛かった。笑)

 

久しぶりのディズニー映画鑑賞。

思っていた以上に、素晴らしかったです!

正直、CGタッチになってしまったのがちょっと残念と思っていたのだけど、

「3D」で観たら、それはそれは美しく、心から感動しました。

また・・・

ディズニープリンセスは、いつも「美しいけど、たくましく、そしてチャーミング」

そして、ヒーローは王子様のように素敵!っていうところですが、

今回の作品、ラプンツェルはコミカルな面が一杯だし、

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ヒーロー役の「フリン」は、もう、ディズニー映画ヒーロー史上初の

「ダメかっこいい!」感じです。(笑) 魅力的な二人に描かれていました。

でも最後は必ず「ハッピーエンド」がディズニーのお約束。

水戸黄門を見ているみたいな安心感が、またいいのです。

 

大人も子供も、男性も女性も、若い人もご年配の方も、

笑顔で席を立っていきました。

シンプルなストーリーだし、際立ってかっこいいセリフがあるわけでもない・・・

だけど、こんなに心を満たしてくれるのは、

ディズニー特有の表現の豊かさなのかもしれません。

表情がとても温かく、豊かですもんね。

 

ウォルト・ディズニーの創り出した世界観って、本当に魔法のような力を

持っているなと思います。

ディズニーランドにいると、完全に気持ちが別世界に行ってしまうあの感覚。

恥ずかしながら、夫とあるパレードを見ながら、

ミッキーマウスが

「さぁ!目を閉じて!みんなの夢を叶えるよ!」と

タクトを振ったことがあったのだけど、

目を開けた瞬間、なんか二人して涙が出てしまったことがありました。 

 

ミッキーが何かを変えることは出来ないのかもしれないけど、

「叶えられるかもしれない!」と、その人の心に魔法をかける不思議な力を

持っている特別な存在だな・・・と毎回思っています。

 

東京ディズニーランドも、当面開園のめどが立ちそうに無い状況だけれど

ミッキーに会える日を楽しみに待っています・・・。

 

「娯楽(心を慰め、楽しむこと。また、そのような物事。笑い、喜ぶような楽しみ。)

って大切ですね。

被災地の子供達が、段ボール箱の上で楽しそうに

トランプをやっている姿を見て、そう思いました。

行方不明の方の捜索が続き、復興への一歩もなかなかな今でも、

ちょっとした気持ちの開放があるだけでも、きっとだいぶ違いますよね。

 

ライフラインがちょっと落ち着いてきたら、

白い布と、プロジェクターと、DVDプレーヤーで

寅さんでも、ドラえもんでも、ディズニーでも・・・ちょっとした映画会なんかが

避難場所で出来たらいいかも・・・と思ったりしてみました。

生身の人間の言葉より、アニメから伝わるいたわりや優しさや励ましのほうが、

柔らかく伝えられることもありますよね。

 

そうそう、「塔の上のラプンツェル」。

選択肢がある方は「3D」が断然オススメですよ!

 

以下、ネタばれになっちゃうであろう、一番の感動シーンを貼りますので、

記事たたみますね。

 

 

  

生まれた直後に連れ去られてしまったプリンセス(ラプンツェル)のために、

彼女の誕生日には毎年、国の人たちみんなで灯りを放つ・・・というシーンです。

ラプンツェルは、それが自分のための灯りだと知らず、

18年間塔の上から楽しみに眺め続けていたのです。

「塔の上のラプンツェル」 公式HPは こちら

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